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BtoB決済の方法とは?

目次
ここでは、BtoB決済の課題を解消する4つの方法をご紹介します。決済業務に課題を抱えている企業の方は、ぜひ参考にしてください。

BtoB決済は銀行振込が一般的

BtoBとは「Business to Business」、つまり企業間取引のことです。BtoB決済は、企業間で商品やサービスを購入し、それに対価を支払う取引のことを言います。

企業同士の取引では、その場で支払う都度払いではなく、一定期間ごとにまとめて支払いをする「掛売り」が一般的です。

掛け売りは、売り手企業にも買い手企業にもメリットがあります。売り手企業は取引ごとに清算する手間を省くことができ、買い手企業は手元に資金がなくても、支払い期日までに資金を用意して高額な取引をすることができるからです。

支払い方法は銀行支払いがメイン。販売企業が請求書を発行し、買い手企業が後日指定された期日までに銀行振込などで支払います。ただし最近は、コンビニ支払いやクレジットカード決済なども増加傾向です。

BtoB決済の負担を軽減する
4つの方法は

BtoB決済で一般的な銀行支払いですが、一定期間分の取引をまとめて処理するため請求業務の負担が月末に集中します。データを入力して請求書を作成し、印刷・発送、入金消し込み、督促などの作業は、取引先が多いほど煩雑です。

また掛売りでは、買い手企業が倒産したり、支払いが滞ったりした場合、売り手企業が大きな損失を被ってしまいます。このため買い手企業の信用力を判断するための与信審査が欠かせません。与信審査では年商や資本金、取引先銀行、株主、仕入先企業、販売先企業、業績推移、財務状況などを調査し、信用がおける企業かどうかを判断します。円滑な取引のために欠かせない業務ではありますが、多くの手間と時間がかかり企業や経理担当者にとっては大きな負担です。

ここでは、こうした請求・決済業務を効率化するための4つの方法をご紹介します。

前払いを導入する

銀行振込でも、商品やサービスの提供前に、買い手企業に代金を支払ってもらう方法です。掛け払いではなく前払いにすることで、未回収リスクを回避することが可能。与信審査も必要ないため、中小企業やスタートアップ、個人事業主とも取引を始めやすくなるでしょう。

ただし、買い手企業の負担が大きいため購入を避けられる可能性があります。また、入金と確認が取れてからでは、商品・サービスの提供の遅れが心配です。

クレジットカード決済を導入する

BtoCのようにクレジットカード決済を導入する方法です。取引企業の法人カード(ビジネスカード)や、個人事業主のクレジットカードを利用して支払いを行います。与信審査はカード会社が行ってくれるので、新規の取引先も安心して開拓することが可能です。

一社ごとに入金を確認する手間を省ける上、オンライン取引ならリアルタイムに決済が完了する点もメリット。特に月額課金サービスのような継続的な取引では、2回目以降の手続きを大幅に簡略化することができるでしょう。

ただし、取引金額がクレジットカード限度額内に限定される点はデメリット。クレジットカードの不正利用を防ぐためのセキュリティ対策も必要です。

口座から自動引き落としにする

事前に買い手企業から口座振替依頼書を提出してもらい、指定の銀行口座から自動で代金を引き落とす方法です。都度利用ではなく、継続的なサービス利用料や月額料金の支払いにおすすめ。支払い忘れや振り込みの遅れを防ぎ、売り手企業は督促業務の負担を軽減できるでしょう。

ただし、口座引き落としの手続きにはさまざまな書類が必要です。また口座登録に1〜2ヶ月かかるため、商品・サービス提供が遅くなる可能性があります。

BtoB決済代行サービスを利用する

BtoB決済代行サービスとは、さまざまな決済方法を提供し、与信審査や請求書発行・代金回収・入金消込・督促などの請求業務を代行してくれるサービスです。決済代行会社が請求・回収業務を行ってくれるため、担当者は本来の業務に専念することができます。未回収リスクも決済代行会社が保証。貸倒れなども気にせず営業活動を行えます。

利用手数料はかかりますが、業務負担の軽減や資金繰りの安定化、売上拡大などさまざまなメリットを得ることが可能です。

本メディアでは、決済代行を利用するメリット・デメリットを紹介しています。
決済代行を検討されている方は是非チェックしてみてください。

決済代行を利用する
メリット・デメリットを
詳しく見る

企業の状況に合わせて
適切な決済方法を選ぼう

BtoB決済は取引額が大きく、継続的な取引が多い分、課題を抱える企業が少なくありません。企業の規模、業種、取引形態、抱えている課題などに合わせて適切な決済方法を導入することが大切です。

本メディアでは、目的別におすすめのBtoB向け決済代行サービスをご紹介しています。提供する会社によってサービス内容が大きく異なるため、よく比較した上で自社に合ったサービスを選んでみてください。

【目的別】BtoB向け
決済代行サービス
おすすめ3選を見る

【目的別】
BtoB向け決済代行会社
おすすめ3選

ここでは、BtoBの請求業務における悩みを解決する決済代行会社を目的別に紹介。
与信精度・審査スピード・経理処理の自動化など、自社の目的に合ったサービス選びの参考にしてください。

与信の精度・継続率
で選ぶなら
Paid
Paid
※画像引用元:Paid公式HP(https://paid.jp/)
おすすめする理由
  • 与信は企業単位で、反社チェックまで対応。システムに加え人の目による定性審査も行い、与信精度を担保
  • 督促は電話でも行い、「支払い忘れ」による利用停止が発生しない。遅延・未払い時は100%保証※1
限度額 最大5,000万円
審査の速さ 最短数秒
連携
機能
API、iPaas連携可
保証料 請求金額の
0.5~3.5%
主な導入企業

LINE、ココナラ、スペースマーケット、キャンドゥ、ニトリ

公式HPで与信精度
について詳しく見る

電話で問い合わせる

審査のスピード・通過率
で選ぶなら
マネーフォワード掛け払い
マネーフォワード掛け払い
※画像引用元:マネーフォワード掛け払い公式HP(https://biz.moneyforward.com/kakebarai/)
おすすめする理由
  • 審査スピードは最短1秒。機械学習を用いた独自の審査モデルで高速化を実現

  • 審査の通過率は99%※2。クラウド上で管理された取引データをベースに与信判断を行う
限度額 1,000万円
審査の速さ 最短1秒
連携
機能
約10種類
保証料 委託金額の
0.5~3.5%
主な導入企業

SOMPO Light Vortex、JA全農たまご、Schoo、丸紅フォレストリンクス

公式HPで速度・通過率
について詳しく見る

経理・会計処理の自動化
で選ぶなら
ロボットペイメント
ロボットペイメント
※画像引用元:ロボットペイメント公式HP(https://www.robotpayment.co.jp/service/campaign/b2b_payment/)
おすすめする理由
  • 弥生会計、勘定奉行、freee会計など主要会計ソフトと直接連携が可能で、入力作業を自動化

  • 仕訳データの取り込み・生成を自動で行い、経理・会計業務を効率化
限度額 最大30万円
審査の速さ 最短2営業日
連携
機能
15種以上
保証料 カード決済の場合
2.65%
主な導入企業

日本調剤、毎日新聞社、扶桑社、Gakken

公式HPで自動化
について詳しく見る

電話で問い合わせる

※1 参照元:Paid公式HP(https://paid.jp/)2025年7月19日調査時点
※2 参照元:マネーフォワード掛け払い公式HP(https://biz.moneyforward.com/kakebarai/